クレーン・ホイストを無線化するメリットとは?
あらゆる産業機械を無線化できるテレクレーンブランドですが、その中でも天井クレーン(ホイスト式、チェーンブロック式等)を無線化する事により、工場や建設現場で抱えるどんな問題を解決することができるのか。そんなわたしたちがご提供できる解決策をこの記事ではお伝えいたします。
クレーン無線化4つのメリット
1.安全に作業ができる
長尺鋼材、重量物を取り扱う工場でのクレーン作業で、ペンダントスイッチ(押釦ケーブル&スイッチ)を使った有線操作の場合、作業者は吊り荷の近くで操作する必要がありますが、無線リモコンによる無線化がされたクレーンの場合は吊り荷からある程度の距離を保ちながらの作業が可能になります。
クレーンを無線化する一番のメリットは、やはりこの「オペレーター(作業者)の安全の担保」だと認識していますし、実際作業をされているユーザーの方からも同様の声を多く頂戴しています。
また、高温多湿や、粉塵、有毒ガスなどの危険を伴う環境下での作業では、作業者の安全を確保する為に、クレーンの無線化は必須だと考えます。
2.作業性向上&省力化
ペンダントスイッチ(押釦ケーブル&スイッチ)を使った有線操作の場合、どうしてもケーブルの長さに制約を受けてしまい、ケーブルが届く範囲内でしかオペレーターは動くことができません。
また、吊り荷や障害物の死角になっている場合、目視確認をする際に複数人での作業が必要だったり、一人作業だと一旦ペンダントスイッチを離してチェックをする必要があるなど、無駄な動きが多く作業性に難があります。
これらはすべてクレーンの無線リモコン化する事で、作業の効率化や省力化を図ることができます。
3.操業停止リスクの低減
クレーンで緊急修理の一番多い原因として挙げられるのは、ペンダントスイッチ用ケーブル(押釦ケーブル)の断線です。どうしても有線操作の場合はケーブルをロードブロックやトラックに引っ掛けることによる故障は頻度が高く、これらによりクレーンが止まってしまうと、仮で動かす事もできず、修理が終わるのをお待ちいただくしかなくなります。
クレーンの無線リモコン化する事で、万が一の送信機故障の際は、予備の送信機を使う事で作業を継続することができます。
4.修理コストの削減
押釦ケーブルの劣化、トラック等に引っ掛けて断線・切断してしまったり、ワイヤーロープとロードシーブの間にケーブルを巻き込んで空中で止まってしまったり、また、押釦スイッチ(ペンダントスイッチ)を荷物の下敷きにしてしまったり、手を離した際に荷物に接触して割れてしまったり。。
ご依頼をいただく緊急修理の多くは、これら、押釦ケーブル&押釦スイッチに関わるものです。クレーンの無線リモコン化をする事で、これら押釦スイッチやケーブルにまつわる修理コストを削減することができます。
クレーン無線リモコン化のおすすめメーカー
クレーン(ホイスト、チェーンブロック)の無線化をするときに、どのメーカーのを選べばいいのか悩まれる方もいらっしゃると思いますが、お客さまの選定基準は下記の4つだと思います。
- コストパフォーマンス(価格がより安い)
- 信頼性・故障の少なさ
- 操作性
- サポート
別の記事で詳しく比較してみますが、これら4つの基準をバランスよく満たしている「TELECRANE JAPAN」及び、「JUUKO JAPAN」これらふたつのメーカーをわたしたちはお勧めしています。
クレーンだけではなく、その他様々な機械設備の無線化に選ばれているので、まずは一度ご相談ください。
最適なご提案をさせて頂きます。
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